秋葉原のリフレ店に行ってきた話

リフレって何だよ、という人は「JKリフレ」あたりでググってほしい。といってもこれは条例上あまりよろしくないので、今回行ってきたのはJK風リフレ、とでも言うべきだろうか。

ここで言うリフレとは、要するに若い女の子が個室で色々とサービスをしてくれる店である。サービスといっても基本的にマッサージやハグなどであり、基本的に性的なものは含まれない。少なくとも今回は無かった。あるところにはある、らしいが。

 

限界だった。そう、限界だったのだ。人間と話したい。血の通った人間と話をしたい。仕事をしながら、そんな思いが頭からずっと離れなかった。仕事の場に居る人間はあくまでシステムの一部に過ぎず、人間ではあるかもしれないが血は通っていない。無論、その中のそのまた一部である俺もまた、血の通わない部品であった。俺は、人間に戻りたかった。

 

だからリフレに行くことにした。

 

何故リフレなのか。それは、欲しいものは性感ではなかったからだ。俺はただ、人と話したかった。優しくされたかった。ただそれだけなら、性的サービスは無くていい。いや、あるならあるに越したことはないのだが。

ともかく今回のこの衝動に対する最適解はリフレであったのだ。

それに、ソシャゲのデイリーミッションの如く毎日射精している人間にとっては、衝動的に風俗に行くのはコスパが悪いのだ。攻勢を成功させるには、入念な計画のもと弾薬物資兵力を集積せねばならない。その場の思いつきでの攻勢は、春の目覚め作戦のようになってしまう。

一方リフレには弾薬は要らない。弾薬の必要なサービスが無いからだ。

 

さて、どこのリフレに行くか。決まっている。秋葉原である。

なぜ秋葉原かって?オタクが秋葉原を選ぶことに理由は必要だろうか?

 それはまるでイスラム教徒がメッカを目指すように。

 

周りの乗客に「やっぱりな」という顔をされながら秋葉原駅で降りる。

秋雨降りしきる18時半、電気街口を抜け、グーグルマップを見ながら目的のビルへ。

店はもう決めている。猫などを殺すと言われるその感情の名を冠したその店は、何ということもない雑居ビルの1フロアにある。

 

目的のビルの前に辿り着く。確かにここだ。

小さくはあるが、看板も出ている。「癒し」「制服」「美少女」「ふれあい」などの言葉が並んでおり、BBCに送り付けたくなる。

さあビルに入ろう、エレベーターに乗って店に入ろうと足を進め……ない。

足が動かない。

足を止めているこの感情はなんだ。

そうか、これは。

羞恥だ。

恥ずかしいのだ。

 

恥ずかしい?一体何が?ピンサロにもソープにも行くこの俺が、いったい今さら何を恥ずかしがるというのか?

そのような店に入る時には、いつだって緊張してこそいれど、羞恥という感情を味わったことはなかったはずだ。

これから入る店はむしろそういった店よりずっとソフトな、いわゆる健全店であるのだから、世間に憚ることなど何もないではないか。

 

いや違う。

健全店だから、そこに性欲は無いからこそ、恥ずかしいのだ。

不能者とかそういうモノについてはとりあえず置いておくとしても、性欲は誰もが持つ。故に、それを発散させようと性的サービスのある店に入ることは、普遍的な行いである。

一方、この店に入る人間は何を求めるのか。癒しである。癒しとは何か。明確な定義はきっとできないが、その構成要素の一部は分かる。

愛だ。愛情だ。愛情を求めて、俺は今ここに立っているのだ。

愛情が足りないから、それを金で買おうとしている。その姿を恥ずかしいと感じているのだ。

ここに至り、愛情というものがさも存在するかのように考えているだけでなく、それは金によってではなく自然に得られるべきものだとまで思っている、自分の痛々しいまでのナイーブさが析出されたのである。今となってはその方がよっぽど恥ずかしい。

それを考え出すと今度はこのブログ自体がそもそも恥ずかしいという話になり、恥の多い生涯案件ということで最終的に自殺するか精神病棟にぶち込まれるしかなくなるのだが。

話が面倒になってきた。

要するに以下のような話である。

すなわち、性欲に突き動かされておちんちんを気持ちよくする店に行くより、愛に飢えて別におちんちんを気持ちよくもしてくれない店に行く行為の方が、なんだかキモく感じられた。ただそれだけの話である。

明快なロジックのある話ではないので、全く共感できない人も居るだろう。俺も書きながら疑問を払拭できていない部分はある。

別にそれでも良いと思う。これはその時の偽りなき俺のお気持ちなのだから。半分くらいの人はやんわりと共感してくれる気もする。

 

ここまでの逡巡がおよそ3秒である。

軋む感情を引きずりながら、ビルに踏み入る。ここまで来たらいまさら引き返せない。否、秋葉原駅の改札を出た時点で、もう既に運命は決まっていたのだ。

 

目的のフロアに辿り着き、素っ気ない鉄の扉を開けると、暖色系の少しだけ薄暗い照明に照らされた受付カウンターがあった。カウンターの店員は若い女だった。

初めての利用であることを告げ、サービス内容やコースの種類などの説明を受ける。

コースは下調べの時点で既に決めている。6000円、20分×2回転のコースだ。

風俗用語での回転というのは、嬢が切り替わることである。つまりこの場合、まず1人の嬢と20分間楽しみ、その後また別の嬢と20分、というわけである。

そこに更にネットのクーポンを使い1000円引きにする。金が無い人間は情強になるしかないのだ。

料金は前払いだという。クレジットでの支払いの可否を尋ねると、10%の手数料が上乗せになるので非推奨だという。仕方ないので現金で5000円を払う。VisaとJCBとMasterCardに通報するぞ貴様。しなかったけど。

 

精算を終えると、嬢の指名フェイズに入る。

この指名では、マジックミラー越しに嬢を目で見て選ぶことができる。人生初のマジックミラー体験である。

カウンターの隣にはドアがあり、そのドアの上の方、ちょうど男性の目線くらいの位置にはカーテンがかけられている。カーテンを捲ると、その部分がマジックミラーになっているのだ。

壁が全面マジックミラー張り、のような感じを事前にイメージしていたのだが、そうではないらしい。

ミラーの向こうはひな壇のような構造の小部屋になっており、そこに嬢がこちらを向いて並んで座っている。

俺はそれを見て怖いと思った。

なぜか。

それは、嬢がみな一様にこちらに向けてじっと視線を向け、微笑んでていたからだ。

マジックミラーとは、片方の側からしか向かい側が見えないものだ。つまり、俺は彼女らを見ることができるが、彼女たちの側からは俺は見えていないはずだ。

にもかかわらず、彼女たちはじっとこちらを見ている。合わないはずの目線を、合わせてくる。

俺にはそれが、恐ろしく感じられた。

もちろん理屈では分かる。彼女たちは自分が選ばれるためにそこに居るのだ。選ばれたいのなら、最大の売りものである自らの顔を、客に見せねばならない。それに、自分は愛想が良いということも示さねばならない。客が求めているのは、きっとそういうものだからだ。そのため、彼女らはまさしくポーズとしてこちらに顔を向けているだけなのだと。

しかし、この「見られていないはずなのに、見られているように感じられる」、この恐怖感は理屈では拭えなかった。

もしもこれがマジックミラーであるというのは嘘で、実際はただのガラスだとしたら。

自分の欲望だけを剥き出しにして無遠慮な視線を投げ、無防備に品定めしているその姿が、実は相手に見えているとしたら。

自分は見られていないと思い込んでいる客を見て、嬢は内心の嘲笑を押し隠しているのだとしたら。

深淵を覗く時に、深淵からも覗き返されているのだとしたら。

 

とはいえ金はもう払ってしまったのだ。性善説を信じ、嬢を選ぶしかない。実はこの手の店で嬢を選ぶのは初めてだ。初めての体験を大人しく楽しもうではないか。

しかし決まらない。嬢は5人ほど並んでいたが、顔面のレベルはそれほど差がないように見えた。というか、微妙に薄暗くて見えづらかった。それでも、全体のレベルは格安帯の風俗より高いように思えた。そこはやはり、性的サービスがないライトな形態だからこそだろう。顔が良ければ粘膜を売らなくても稼げるのだ。

逆に言えば、顔が良くないと粘膜くらいしか買ってもえらない世界なのだろう。

 

どれを選んでもさして変わらないように見えるので、結局、適当に選んだ。じゃあその端っこの子で、といった感じである。恐らく大外れということはないだろう。

選んだ嬢を受付に伝えると、スリッパに履き替えて店の奥の個室に案内される。

ここで嬢を待つように告げ、受付は去った。

とりあえず腰を下ろし、周りを見渡す。

南国風の絵が描かれた個室の壁は天井にまで届いておらず、事実上のブースのようなものだ。耳をすませば隣の部屋から声が聞こえる。

床にはマットレスのようなものが敷かれており、これは添い寝サービスに対応したものであろうと推測できた。

 

そんなことを考えていると嬢が来た。

女子高生の夏制服を纏った嬢は名前を名乗り、俺の前に座った。

こうして間近に見ると、顔立ちは特段の美人というわけではなかったが、優しそうな笑顔が印象的な細身の女性だった。

この話では嬢が二人出てくるので、こちらを以下では嬢1と呼称する。

この店に来るのは初めてか、外の天気はどうか、普段は何をしているのか、などとお決まりの話をする。

お決まりと書いたからにはさぞ滞りなく滑らかに、定例作業のように消化したのだろうと思われるだろうが、この時実はガチガチに緊張していた。

「人間」と話すのが久しぶりすぎたのである。

会話力が普段の十分の一も発揮できていない。人間と会話するための領域が完全に錆びている。就活の面接が想起されてきた。

しかし嬢1は、それでも俺の手をずっと握りながら会話してくれた。手を握られたからといって直ちに緊張が解けるわけではないが、それでもこういうのが「癒し」なのだろうな、と感じた。

そして、なぜか頬を触られた。夜なのでヒゲが伸びていて触り心地がよくないだろうに、肌が綺麗だと言われた。「肌が綺麗」というのは男性に対する褒め言葉なのだろうか、とも考えたが、とりあえず素直に受け取っておくことにした。

しばらく頬を触られ続けていた。人間に触れられるのも、果たしていつ以来だったろうか。

 

そういえば、と気になって尋ねる。ここのサービスには、どんな内容があるのか。

受付でも、明確なサービス内容は実のところ示されなかったのだ。

すると、飲食店のような冊子型のメニュー表を渡される。添い寝10分3000円、チェキ1枚2000円、マッサージ4000円……。ビンタ1回1000円などというのもある。他にも色々あったが、よく覚えていない。ぶっちゃけ額面も概ねこんな感じだったな、程度である。

なるほど、そういうことか。

つまり、先ほど支払った5000円は基本料金である。そしてその基本料金に含まれるサービスは、こうして会話して手を握ることまでなのだ。

このまま何のオプションも頼まないというのは、淡泊にすぎるように思えた。

丸亀製麺で290円の素うどんだけでは満足できないのと同じ心理である。いや、素うどんだけ、あるいはそれに天かすとネギを山ほど載せて満足する人も居るのだろうが、そもそもそこまでドケチな人間は嬢が出てくるタイプの店には来ないだろう。俺は天ぷらやおにぎりも追加で頼んでしまう側の人間である。

しかし、率直に言ってオプションに何千円も払いたくない。国連よろしく間もなく現金が底をつく。

付けるなら安いオプション、かつ愛情を得られそうなものを……見つけた。

ハグ5分1000円、これだ。この道しかない。

「欲望の解放のさせ方がへた……Reishikiくんが本当にほしいのは……こっち(添い寝オプション)……!」と幻聴が聞こえたが、無視する。

このオプションにする旨を伝えると、代金はこの場で払うシステムになっている、と申し訳なさそうに言われる。

大人しく財布から千円札を取り出して手渡すが、制服の女の子に札を手渡す社会人という絵面のヤバさに気づいて笑いそうになってしまった。

ともかく支払いを済ませ、マットの上に座った体勢のまま抱き着く。

暖かく、柔らかい。細いのに確かな柔らかさのある身体に、女性性という言葉が浮かぶ。体温で精神が融解する。ここに至りようやく、自分が生きている人間であることを思い出した。

抱き着いたまま、会話を続ける。

自由だった大学生活から社会に放り込まれ窮屈さを感じていること、仕事が1mmも面白くないこと、職場では基本的に一人であることなどの愚痴を言う。それを相槌とともに聞いてもらえることが、何よりありがたかった。相槌で十分なのだ。

今度は嬢1の身の上話を聞く。普段はある職種の専門学校に通っているという。だから制服を着ているけど、本当は女子高生じゃないんだよ、と笑う。

女子高生だったら俺が捕まってしまうので困る。切実に。

しかし、秋葉原には実際に女子高生が働いている店もまだあるのだという。嬢1の知り合いのリフレ嬢も、それが原因で摘発されて店が潰れたのだと。BBCの記者が食いつきそうなネタである。しかしまあ、こういう自分の足元を掘り崩すような不謹慎の色を帯びた話は嫌いではない。

 気づけば当初の緊張は消えていた。そして、あっという間に1000円で買ったハグの時間も、20分の制限時間も終わってしまった。

最後に今日は楽しかったと伝えたところ、なぜか「えっ絶対嘘でしょ~」と言われた。なんでや。表情が乏しいオタクの宿命だろうか。

 

嬢1が個室から立ち去ると、先刻の受付が入れ替わりにやってくる。次は受付さんと……ではなく、次の嬢を選びに来い、という話である。

果たして次の嬢こと嬢2もまた、適当に選んだ。マジックミラー越しだとどうにも人間の顔が区別できない。微妙に像が歪んでいるようにすら感じられた。

 

また先ほどと同じ個室に引き返し、嬢2を待つ。

程なくして現れた嬢2は、はっきりとした顔立ちの目が大きな女性であった。

某巨大掲示板に投稿された言葉を借りるのなら、「自分の意志がありそう」という印象を受けた。嬢1の時と同様、お決まりの会話が始まる。年齢を問われたので正直に答えると、23歳には見えない、それにしてはとても落ち着いているとのお言葉をいただいた。

この文脈での「落ち着いている」という表現は、要するに「老けている」という言葉の婉曲表現である。類するものとしては「真面目そう」→「オタク臭い」などがある。

ちなみに、休日に何をしているかと問われたので、主にアニメを見ていると答えたところ、アニメはドラえもんくらいしか分からないとのことだった。秋葉原という土地で、それでいいのか。まあいいのだろう。

ともあれ定型会話を一通り消化したところで、オプションはどうか、と聞かれる。営業熱心なことだ。

まあ先の嬢1で癒し成分はある程度補給したわけだし、ここは節約志向でオプションは謹んでお断り……ともならず、再びハグ5分のオプションを指定する。人間の欲望に果ては無く、財布に開いた穴は塞がらないのである。

壁を背もたれにしてあぐらをかいて座るように指示され、それに従うと、嬢2はその膝の上に乗って抱き着いてきた。嬢2の背中に手を回して支え、ちょうど対面座位の恰好である。顔がぐっと近づき、その大きな目に吸い込まれそうになる。衝動的にキスをしそうになり、さっと目を逸らす。衝動に負けたら出禁だ。すると嬢2はクスっと笑い、

 

「君、目を合わせるの苦手でしょ」

 

見破られた。人間が怖くて怖くてたまらず、目を見るのが怖いという本性を、見透かされた。

舌のエンジンもようやくかかり、嬢1の時より滑らかに会話はできていたはずなのに。

昔、高校生の頃に同じ指摘を受けた。それからは、意識して直していたはずなのに。

やはりそう見えるか、と問うと、

 

「だってさっきからずっと、目より下の方ばっかり見てたもん」

 

そう言うと、嬢は自らの胸に手を当てる。胸ばかり見やがって、ということか。

常識的に考えたら、気まずいシーンだろう。しかしこの時の俺は、むしろゾクゾクする快感を味わっていた。

何故か。人間が、自分を見ていると分かったからだ。人間が自分を見て、自分が隠しているつもりの欠点を言い当てたのだ。つまり、隠しているものを見透かすほどに、目を向けていたからだ。目を向けること、それに対して言葉を向けること。すなわち承認に他ならない。ここで俺は、承認を得たのである。今目の前に居る、体温のある人間からの承認である。

ふらつく頭ですみませんと謝罪の言葉を述べ、嬢2の肩に頭を乗せ、頬で髪の柔らかな感触を味わう。自分の胸では、先ほどまでガン見していたらしい嬢2の胸の感触を楽しむ。軽く勃起していた。体勢からして恐らく気取られていただろうが、色々な意味でそこに触れられることはなかった。

そのまま5分間、嬢2の体温と感触を楽しんだ。会話し疲れていたというのもあるが、静かにじっとしていたくなるような心地よさを感じていた。すぐ状況に飽きるADHDには、5分は案外ちょうどいいのかもしれないと気づいた。

5分が過ぎた後は素直に身体を離し、制限時間まで隣り合って会話を続けた。

嬢2は普段は歯科助手をやっていると聞き、患者に胸を当てるやつをやったりしているのだろうかと思った。それを口に出したらセクハラじみてしまうので言わなかったが。

仕事や学歴を含めた身の上話をすると、ネガティブなことばっかり言うんだね、とまた笑われた。ネガティブなのは手癖もとい口癖なので、こればかりはどうしようもない。

自覚のあることをこれまた言い当てられ、自分の存在が相手に伝わるという形でこれもまた承認だと感じる。コミュニケーションとはこういうものであった気がする、忘れていたが。

 

20分が過ぎる。嬢2に手を引かれ、フロントまで出る。そういえば嬢2の手に触れたのはこれが初めてだ。

またね、と言葉を交わし、手を振って店を出る。

決まり文句、社交辞令にも等しい「またね」だが、案外そうでもない気がする。「また」があって良いと思えた。

 

エレベータを降り、秋葉原の街に出る。世界が変わって見える、だなんてことはない。陰鬱な秋雨はまだ降り続いている。ほぼ40分も喋っていたせいか、疲労感も寄せてくる。

しかし、気分は悪くなかった。秋葉原電機屋は夜になるとすぐ閉まってしまうが、夕飯探しのついでに少し歩き回ってみよう。だって。街を歩き回るのは好きだから。そう思えるくらいには、人格を取り戻すことができた。

 

 

翌日、翌々日くらいは、嬢2のことが脳のメモリから離れなかった。よもやこれがガチ恋か、まさか自分がリフレ嬢にガチ恋するなんて、と内心泣いていた。こんなことTwitterにすら書けない。

しかし、一週間も経てばめでたくアーカイブ化され、思い出そうと思えば引き出せる、程度の位置に無事に収まってくれた。

とはいえ、これを書くためにまた思い出していたらまた話してみたくなってきた。源氏名は覚えているし、次は指名してもいい。

 

 

以上